T-CAT全館観光案内所
事務所の近所、箱崎にある東京シティエアターミナル(T-CAT)にて、この春にリニューアルがあり館内を観光客向けに観光案内、様々なエリアの魅力発信基地しようとのことで、4/6~全館観光案内所がオープンしました。
ここの目玉はアニメの聖地巡礼などを整理して案内するアニメツーリズム。
またイベントコーナーを併設した特集エリアの情報コーナーです。
5月~は近隣の日本橋案内と言うことで、お声掛けを頂き、企画を出しまして、
「東京湾クルージング」の“日本橋舟めぐり”をVR(ヴァーチャルリアリティ/仮想現実)で映像化。
こちらを簡易的な専用のプラネタリュームのようなものを設置、その中でVR映像を流しあたかも船に乗っているような気分(江戸の舟めぐり)を味わってもらおうというものです。
製作には、まず特別な収録用のカメラを使ったロケ。
日本橋を出発して川を遡上して一ツ橋まで、戻って新川の水門から亀島川に入り佃島で隅田川に合流、そこから清洲橋まで上流へ行き戻って日本橋まで2時間ほど。
これをデータを吐き出して、これに時間が掛かります。
今回はあまり加工を行わずに元の収録した音源を活かしたままエッセンスを抽出編集した内容です。
5分ヴァージョンと10分ヴァージョンに2本を製作してお客様に楽しんで頂いています。
収録から編集、納品までは10日ほど。
ちょっと突貫作業でした。
実際にお客様に体験してもらい思うのは、
“観て頂く環境設定”をもっと簡単なものにすること。
専用のプラネタリュームは、それはそれで面白いのですが、靴を脱いで中に入ってもらう分、少し躊躇もします。
まあ、こういったことはプロジェクトをトータルで考えての全体から予算の分配を含めて考えねばなりません。
その辺のユーザビリティをもう少し発展させて、気軽に楽しんで頂ける企画に落とし込む。
そうなれば、今後のインバウンド向けなどの観光需要などにも活用が可能だと思います。
現にT-CATへ今後観光案内を行うべく展開する予定の自治体や各地観光協会。
あるいは自治体間を連携した事業などでVRを使った企画の展開が求められてきています。
単純な映像企画でなく、被験型というか効能を求めるようなものがイメージできるようです。
今後も、こうした企画を適材適所に充てて行きたく。
他にも詳しい事例などを知りたい方は、どうぞストリートワイズまでご連絡くださいませ!
(文章中敬称略)
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