街は変わりゆく…人形町はこれから?
寒い日が続きますが、如何お過ごしでしょうか?
今日は東京も4度?5度ぐらいまでしか上がらず、寒い一日です。
ストリートワイズの拠点のある街・人形町。
その街の模様を折々触れていこうかと思います。
この街は江戸の昔に遊郭があったことから人が集まり、その後遊郭は大火事もあって今の浅草の東に移設になりましたが、人形浄瑠璃や芝居などエンターテインメントが栄える街として、また隅田川を控えて江戸城からの距離も程よくお武家さんのお屋敷や商人たちの集まる街、そして水天宮さんの門前町として今に繋がっています。
江戸の下町…その風情を残して、それでいて都心に近く、今では新築のマンションもたくさん立ち並び、金融街も近いことから働く人が35%、住まわる人が35%、観光で来られる人が30%というような、そして美味しい店も近年数多くオープンしており“衣食住ベストバランスの都心の街”というようなイメージになりつつあります。
我々は目黒区中目黒から移り、ここに根を張り10年弱になります。
今では人形町商店街協同組合にもメンバーとして入れて頂きまして、街のお役にも立てるよう協力を惜しんでいません。
ちょっと前までの人形町は、そんな独自の雰囲気を醸し、通な大人の街の風でしたが、
東野圭吾さんの小説で注目され、また小説が映画やドラマになるころから注目度合が徐々に上がってまいりました。
街を訪ねる方は色んな方がいらっしゃいます。
そうしたドラマや映画のファンや、一度来て見て風情を気に入って頂きリピートする方、勿論水天宮や明治座を訪ねる方々等
そしてインバウンドと呼ばれる外国人の方も、近年急激に増えました。
さあ、そうなってくると街はまた色々な課題を抱えます。
商店街としては、それを共同で解決していくことになります。
・主に観光のお客様を、どうすればもっと街を“回遊”してもらえるか?
・観光の方、街に住んでいる方々が楽しんで頂けるには何をすればいいか?
・外国人の観光の方へのフォローは
その他にも、インフラ的な部分や治安は??
社会性を持って関わっていく“街”という共同体。
別に「住んでる」「働いてる」だけだったら、そんなことまで考えなくてもいいのかもしれません。
でも、“もっと関わりたい”と思わせる人たちや街の魅力があるのです。
それは何なのか?
そういうことを関わり続けることによって知り、そこから還元していくものを増やす。
「STREET-WISE」という社名にこめた意味は、そういう部分にも繋がります。
これから、この場を通じて街で起こることなど、徒然に表していきたいと思います。
他にも詳しい事例などを知りたい方は、どうぞストリートワイズまでご連絡くださいませ!
(文章中敬称略)
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